大草原のミクロな狛ぞー

私が小さな時、『大草原の小さな家』というドラマをやってました。
原作はローラ=インガルス=ワイルダーの自伝。
インガルス一家の次女ローラの目を通して、開拓時代のアメリカが描かれた作品です。
森での生活や、移住、大草原での生活、そして家族の絆。
まさに古き良きアメリカがぎっしりてんこ盛りのお話です。

古いアメリカの風俗ももちろん素敵なんですが、出てくる食べ物がことごとく美味そうすぎて困るんです。『赤毛のアン』もなんですが、もう読みながら食いしん坊バンザイ状態。
その中でも特に美味そうなのが『ひきわりトウモロコシのパン』。
母さんが焼いてくれるんですが、あれにメイプルシロップを塗って食ったらさぞ美味かろうなぁ・・・。

ということで、





作ってみました。


詳しいレシピはクックパッドからどうぞ。

実は何回か失敗してます。
コーングリッツと粉の割合がうまく合わなくて膨らまないとか、型がでかすぎて焼き上がりがペタンコになったりとか。
いろいろ試しましたが、この配合が一番良いっぽい。
コーンの甘味とプチプチ感が癖になります。甘さ控えめにしてますので、スクランブルエッグやソーセージと一緒に食べられます。腹持ちも良いので朝ごはんなんかにいかがでしょう?
時間もかからないので、粉類をまとめてコーンブレッドミックスみたいにしておいたら、朝お弁当の準備してる間に焼きたてのコーンブレッドが食べられます。

余談ですが『羊たちの沈黙』の続編『ハンニバル』の中で、能なしクレンドラー(ラストでまさに『能無し』にされます)が主人公に「とうもろこしパンみたいな南部の田舎っぺ女うんぬん」というイヤミを言うシーンがあります。
また、貧しくて小麦で作ったパンが食べられなかった黒人が、家畜の飼料だったトウモロコシと小麦を混ぜて作ったパンという所から、黒人差別の隠語としても用いられたんだとか・・・。

なんだかなぁ・・・。
美味しい物に、格下も格上もないんちゃうかな。

差別とかなんとかそんなこと考えんと、美味しい物を「うまいなぁ」と食べられる時代に生まれて良かったなと、珍しく真面目なことを考える狛ぞーであります。




ちなみに、『羊たちの沈黙』シリーズ読んでると、無性に腹が減ってくるんは私だけ?



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料理レシピはこちらに載せてます

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